舞台「ヴェニスの商人」を観ました
会社の同僚に誘われて、草彅剛主演の舞台ヴェニスの商人を観に行きました。
公式HPより
草彅剛が遂に挑む! シェイクスピア不朽の名作!
演劇史の巨人、ウィリアム・シェイクスピア。時代を超えて愛され続ける数々の名作を世に残しているが、中でも『ヴェニスの商人』は深い人物描写と痛快な展開で圧倒的な人気を誇る最高傑作のひとつ。
演出を手掛けるのは、第21回読売演劇大賞・最優秀演出家賞に輝き、現代演劇界で最も実力のある演出家の一人である森新太郎。古典の常識を覆す新しいアプローチで、歴史ある名作を現代のエンターテインメントに生まれ変わらせる!
稀代の悪役・シャイロックをどのように演じるのか、2024年最大の注目作が幕を開ける…。
2階の真ん中あたりの席でしたが、席の勾配があるので全体が見渡せてよかったです。
舞台は古典でありながら現代劇のような感じ(衣装や会話は現代風)
何より驚いたのは役者が最初に全員出てきて後ろの長椅子に一列に座り、場面場面の登場人物が舞台中央に出てきて演じてまた席に帰るという手法。何役か演じる人は着替えもその場で行っていて、とても驚いた。出ずっぱりの演者の方々はずっと見られていて、緊張感がありそうと思いました。
演出の小道具なども最小限(机、椅子、布など)なのに、その場面が鮮やかに想像できてその世界に入れる素晴らしい演出でした。
主役の剛君の演技力はさすがで舞台の後方で出番を待っている時も役に入り込んでいる感じだ。かっこよかった。
共演の方々も素晴らしく、佐久間由衣さんはきれいで高貴な役にぴったり。いつも悪役イメージの忍成省吾さんが善人の役なのもよかったです。
ストーリーもコメディ要素も入れながらわかりやすく進んだし、テンポがよくて最後まであっという間でいい舞台でした。
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