羽生結弦アイスショー【横浜公演】Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd ”RE_PRAY” TOUR
羽生結弦アイスショーのチケットが取れて、横浜・ぴあアリーナMMに行ってきた。
Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd ”RE_PRAY” TOUR
チケットは4階注釈付きの席(一部演出が見られない)。一番安い席だが2万円くらいだった。
事前案内メールで入場も規制入場とのことで、時間指定があるのは初めて。
桜木町から結構歩くのね。入り口までのルートが遠回りで思ったより時間がかかった。
中に入ってからは迷わず席に着けた。
4階スタンドの上の方。客席に向けられたスポットライトのちょうど焦点で、開演まで眩しいのでパンフレットでさえぎって開始を待つ。
いよいよ開演。正面の3枚のモニターと氷の上がつながってプロジェクションマッピングや照明の演出がすごい。
ゲーム「ファイナルファンタジー」の世界観を表現したものと予習していたが、ゲームをする羽生君とゲームの世界がモニター画面と氷上でつながって表現され、ビデオとスケートショーが交互に繰り広げられる。(そりゃ一人だもんね。休憩は必要。毎回衣装替えもしてた)
衣装も曲調も世界観も演出も演技も、ものすごく合ってて素晴らしいの一言。
アスリートとしても羽生君の底力を見せつけられた。選手時代と変わらないスキルとより進化した表現力。当時から思っていたけど曲の解釈、1音ごとの音の取り方に感動する。
そしてジャンプも何回か4回転のやっていたし、コンビネーションも何なら4回続けてた(選手権ではできない内容もできるのがいい)
何より、すーっと滑って出てくるだけでその滑りが美しく会場の空気感まで羽生ワールドにしてしまうのが神。
途中、ジャンプの練習をするシーンがあって、何度かプーさんのティッシュのところに行っては、十字を切って、手を広げて閉じる、ジャンプ前のおなじみの動作をして、ジャンプを飛ぶのだけど、明るい照明・無音の中で練習風景を見せてくれているようで、息を飲んで見つめた。ジャンプもほぼ成功してた。
こんな練習風景さえも絵になるのは羽生君以外いないだろうな。
演技の時、羽生君が滑って近くにくるとそこのアリーナ席からキャーと黄色い歓声。すごい人気。
知ってた曲は『春よ来い』(最高)だけだけど、知らない曲も演技が素晴らしすぎて見入って世界に入り込んでた。
アンコールでは、Tシャツ姿でMCしたあと、『SEIMEI』の1節を見せてくれて感激。
『Let Me Entertain You』はカッコイイナンバーで客席とコール&レスポンスしたり、羽生君の指さしたりのしぐさに会場は悲鳴レベル。
しかもアンコールの時は応援の紙を出せるらしくアイドルのライブ会場のような熱気。さすが!
「生きる」ことの力をくれるようなメッセージ性の強いステージですべて最高に素晴らしかった。プライベートでは色々言われているけれど、アスリートとしてどれだけ努力し続けているんだろうかと、本当に頭の下がる思いと感謝の気持ちでいっぱいになった。
1度でいいから見たいと思っていた羽生君の演技。想像を超えて、見に来れてよかった。心に刻みました。
【RE_PRAYセットリスト】
<本編>
1:いつか終わる夢-original-
2:鶏と蛇と豚
3:Hope&Legacy
4:Megalovania
5:破滅への使者
6:いつか終わる夢;RE
7:天と地のレクイエム
8:あの夏へ
9:春よ来い
<アンコール>
10:SEIMEI
11:Let Me Entertain You
12:Introduction and Rondo Capriccioso(序奏とロンド・カプリチオーソ)
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