ウロダイナミック検査~よこすか女性泌尿器科受診の記録~
前回予約したウロダイナミック検査(尿流動態検査)を受けました。
膀胱に尿が溜まった時、および、排尿時にどの筋肉が動いてどの筋肉の動きが悪いか測定する検査とのことで、膀胱の神経と骨盤の筋肉を測定する装置を使うそうです。(下図:説明資料より)
今回も体験した内容を記録します。
1.PCR検査(自費2200円)
手術や検査を受ける前に自費のPCR検査を受けることになっていて、まずは鼻の粘膜を採って検査を受けた。10分くらいで結果が出て陰性だった。(結構鼻が痛い)
2.準備
検査台で検査担当の看護師さんが導尿後、カテーテルを膀胱と直腸に挿入。センサーが付いたテープを腹部、骨盤底の皮膚に何か所か貼った。センサーがつながった小さな箱状の機械を腰にベルトを巻きぶら下げた。そして便座型になっている椅子に座った。(下は尿を受けられるようになっている)
3.尿をためる検査
生理食塩水が点滴みたいに少しずつ入る。「トイレに行きたくなった時と我慢できなくなった時教えてください」と言われた。普通だったらトイレに行ってるかなと思ってもそこからかなり我慢できてギリギリが分かりにくかった。
4.排尿時の検査
センサーをはずしてもらい看護師さんが退出。排尿するように言われたが、カテーテルは入ったままなので出ない。看護師さんが戻ってきて「出ません」と言ったけれど、再度看護師さん退出して挑戦。全部は出なかった。(500cc入って300cc出たらしい。残りはあとでトイレに行ってから排尿。)すべて外してもらい検査終了。
5.結果説明
心電図のようなグラフで説明を受けた。貯めるときも出す時も膀胱の筋肉が力が弱く、腹部と尿道周りの筋肉が補っている。直腸まわりの筋肉は連動していないから神経系の病気でなく、膀胱の筋肉が弱っているためとのことだった。膀胱の筋肉は貯めるときにも出す時にも収縮して働くのに、私の場合は筋肉が薄くなって動かない所があるために働けていない。尿道も同じく筋肉が萎縮して働けていないとのこと。
治療は尿道狭窄拡張術、小さくなった尿道をバルーンで拡張する10分程度の日帰り手術。それによって尿道の動きが改善されると膀胱の動きも改善される可能性があるとのこと。(されなかったらまた次の方法になるかも)12月に予約した。
手術のための採血をして終了。
6.内科受診
手術のため同じビルの内科を受診するようにと紹介状が渡された。内科の診察を受けた。
今回の検査はこんな感じでしたが、特に痛みもなくほっとしました。また女性看護師と1対1だったので安心感も。
検査後の先生の説明もわかりやすく今回も納得できるものでした。また手術についての詳しい説明は、看護師さんが別室でしてくれて質問もできたのでよかったです。
(検査代:保険診療6000円弱)
<参考>病院のHPより抜粋
ウロダイナミック検査(尿流動態検査)は、膀胱、括約筋、および尿道が、尿をどの程度蓄積して放出しているかを調べる検査。
尿流量測定
尿流量測定は、尿の速度と量の測定です。特別な装置が自動的に尿の量と流量、つまり尿が出る速さを測定します。
排尿後の残留測定
この尿流動態検査は、排尿後に膀胱に残っている尿の量を測定します。
膀胱内圧測定(サイトメトリーテスト)検査
膀胱内圧測定テストでは、膀胱が保持できる尿の量、膀胱が尿を蓄えるときに膀胱内に蓄積される圧力、および排尿衝動が始まったときの満腹度を測定します。膀胱を完全に空にするためにカテーテルが使用されます。次に、特別な小さなカテーテルが膀胱に挿入されます。このカテーテルには、マノメーターと呼ばれる圧力測定装置があります。別のカテーテルを直腸に配置して、直腸内の圧力を記録することができます。
尿流動態検査(リークポイント圧力測定検査)
この尿流動態検査は、膀胱内圧測定検査中の膀胱尿道の圧力を測定します。
筋電図
筋電図検査では、特別なセンサーを使用して、膀胱と括約筋の中および周囲の筋肉と神経の電気的活動を測定します。
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コメント
手術心配ですね。無事終わることを祈っています。
投稿: ハナ | 2021/11/13 15:33
>ハナ様
ご心配ありがとうございます。
投稿: まゆクー | 2021/11/15 00:11
その後手術は終わりましたか?
投稿: ハナ | 2021/12/09 08:04
ご心配いただきありがとうございます。まだですがそれほど心配のない手術ですので、お気になさらず。
投稿: まゆクー | 2021/12/13 01:37