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2021/10/03

GSMという新しい病気~よこすか女性泌尿器科受診の記録~

義母の膀胱瘤で泌尿器科を調べているうちに他人ごとではなくなってきた。

恥ずかしながら私も泌尿器科周りのことが気になっていて、最近では頻尿、たまに腹圧性尿失禁、それからデリケートゾーンのかゆみがある。年齢のせいと放置していたけど、尿が散るようになってきてそんなことも言ってられなくなってきた。

泌尿器科に行くのは恥ずかしいけれど、よこすか女性泌尿器科が評判が良く、ウロギネという婦人科と泌尿器科の境界分野を得意とすることを知り、少し遠いけれど行ってみることにした。確かに膀胱瘤など泌尿器科と婦人科で分けて治療していたのがおかしいかも。

<ウロギネとは>
ウロギネコロジー(Urogynecology)の略で、ウロ(Urology泌尿器科)とギネ(Gynecology 婦人科)を合わせた造語。泌尿器科と産婦人科の境界領域にある病気を治療する診療科。

予約時間に着いたら十数人待ちで、結局1時間くらい待った。やはり人気があるらしい。テレビ『主治医が見つかる診療所』などに出ている先生らしく、待合室では出演ビデオが流れていた。

先生は一人なので診察室、内診室、検査のところへ効率よく移動する仕組みらしく、すごく短時間の診察。

私の場合、
1.尿検査
2.先生の問診:問診票に書いてあった内容の確認とエコーと内診をしますと言う話。
3.エコー診察:支度をして待機。先生が来てエコーで確認しながら子宮、膀胱、腎臓などがんや異常は無い。尿道にも結石などないと説明して去る。
4.内診:さっと見てすぐ尿道が狭まっていると言う話。
5.説明:診察室で説明を受ける。GSMとのこと。モニターに絵をかきながら説明してくれた。明瞭な説明で、病名がわかってほんとすっきり。

<閉経関連性器泌尿器症候群(GSM)とは>
※わかりやすいサイトから抜粋
閉経・治療・体質などにより、女性ホルモンが低下したために起こる泌尿生殖器症状のこと。腟や外陰部の粘膜の代謝や再生が緩慢になり、腟壁全体が萎縮傾向になる。症状として
・外陰部の諸症状(乾燥によるかゆみや痛み)
・尿のトラブル(尿もれ・頻尿・反復する膀胱炎)
・腟の萎縮
・性機能障害


2016年に名前がついた病気らしく、初めて聞いた。閉経後に膣や陰唇が委縮するんだ・・・。そのせいで泌尿器周りの症状やデリケートゾーンのかゆみなども起こるらしい。

治療法はまだ確立されていないようだけど、次回は膀胱の心電図みたいな検査をして、その後膀胱尿道が狭い場合は風船で広げる処置をするかもしれないとの事。膀胱検査は技師が来て行うので1ヵ月後の指定日を指定された。
また、血流を良くする漢方を処方された。

2時間半位の滞在時間で先生と対峙したのは10分位だけど、他の病気がないか調べたうえで病名を見つけてくれたことで納得できた。モニターで説明した内容を印刷してくれたのもよかった。

何より私の症状の原因がわかって安心した。

ブログに書くのも恥ずかしいかなと思ったけど、原因のわからないこういう症状に悩んでいる人も多いのではと思って書きました。
誰かの参考になれば。

#泌尿器科受診しました
#よこすか女性泌尿器科
#閉経後の女性に知ってほしい

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コメント

大事に至らないといいですね。私も腎臓癌手術後は頻尿気味で困っています。お体ご自愛ください。

投稿: ハナ | 2021/10/05 08:11

>ハナ様
ご心配いただきありがとうございます。
ハナ様もお大事になさってくださいね。

投稿: まゆクー | 2021/10/06 01:02

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