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2020/08/01

「酒さ(しゅさ)」とは・・・

去年、皮膚科の先生が変わるということで今年の8月まで処方されていたプロトピックが終わりそうなので、同じ医院で新しい先生に受診。土日だけなので一度行ったら混みすぎてて断念。今回はネットで予約をして順番を見ながら行きました。それでも待合室は満員で30分くらい待って診察へ。丁寧な男性医師で、今までの状況を説明したら、病名が「酒さ」ということ。原因がわかっていないので治療薬がないこと。症状を抑える薬がいくつかあるが、プロトピックで抑えられているなら続けましょうとのことでした。

薬局ではプロトピックがジェネリックになったこと。こちらの方が保湿剤として高価なものを使っていてベタベタしないことなど説明されました。

初めて病名がわかったので(前の先生は病名は言わなかった)、ネットで調べていろいろなことがわかりました。

 

「酒さ(しゅさ)」は、顔がほてったように赤く見える「赤ら顔」の原因として、代表的な皮膚の病気です。英語では「rosacea」と言います。見た目の赤さ以外には軽い刺激感がある程度のことが多いので、病気だとは思わず、長い間悩んでいる方もいます。
鼻・頬・顎を中心に赤みが左右対称に出現するタイプと、ニキビのような赤いブツブツが現れるタイプに大きく分かれますが、両方が同時に出現することも多いです。顔の表面の細かい血管が拡張し、その周りに炎症が起こることで赤ら顔になり、また毛穴の周りも炎症を起こすとブツブツができます。

血管拡張性の酒さ
酒さの原因……紫外線、ストレス、運動、暑さなど
酒さは、紫外線、辛い食べ物、ストレス、運動、暑さなどが原因で、顔の赤さが悪化することが知られています。ただ、なぜ顔の表面の血管が開いてしまうのか、血管や毛穴の周りに炎症が起きてしまうのかという根本的な原因ははっきりとはわかっていません。

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私は赤みだけのタイプ、血管拡張性の酒さだったんです。最初に近所の皮膚科でもらっていたステロイドを塗っていたことで酒さが悪化して表面化したと思われます。鼻周りが悪化する前に、一度目の周りが赤くなってステロイドを塗っていても治らないことがあり、ステロイドをやめたら治りました。こういうのを酒さ様皮膚炎(ステロイド酒さ)というらしく、ステロイドをやめたら一時的に悪化した後治るそうです。元々酒さになりやすい皮膚だったのかもしれません。もしかして鼻の周りもステロイドをやめていたら治った可能性もありますが、はっきりとした原因がわからない病気なので、それも要因ということしかわかりません。紫外線やアルコールももっと気を付けていれば発症を抑えられたかなと今となっては思います。

酒さの治療法は、以下の組み合わせ。
・塗り薬と飲み薬(飲み薬はブツブツタイプのみ)
・生活習慣の改善:紫外線、辛い食べ物、精神的ストレス、暑さを避ける
・日焼け止めや保湿剤

<塗り薬について>
アメリカでは塗り薬としてメトロニダゾールという抗菌薬、アゼライン酸という炎症を抑える薬が認可されて以前から使われてきました。さらに、ここ5年ほどで血管を収縮させて顔の赤みを抑えるbrimonidineという薬、酒さの原因のデモデックスというダニを殺す作用があるイベルメクチン(ivermectin)の塗り薬が認可されました。
ところが、これらはいずれも日本では処方薬として認可されていません。

酒さによる赤みには残念ながら選択肢が少ないです。タクロリムスが成分のプロトピックというアトピー性皮膚炎の塗り薬を処方することがあり、炎症による酒さの赤みが改善します。ただし、プロトピックを塗らなくなると症状が戻ってしまいますし、長期使用すると逆に酒さが悪化することがあり、酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)とも呼ばれています。そのため、酒さの赤みにプロトピックを使用することがあれば、短期に限った方がよいでしょう。ステロイドの塗り薬は酒さを悪化させるので避けなければなりません。

日本では効果のある薬が使えないんですね。
私にはは、塗り薬としてこのプロトピックが処方されています。この説明の通り、やめると悪化するので塗り続けています。2年以上になるので酒さ様皮膚炎が心配です。

プロトピックについて別のサイトでは
プロトピック軟膏
ステロイドと同じように炎症をおさえる作用がある外用薬ですが、毛細血管が拡張する副作用がないため、酒さの方でも使用することができます。プロトピック軟膏は欠点として、外用し始めの数日間、チクチクとした刺激感を生じることがあります。


<赤ら顔・血管拡張改善に有効なレーザー治療>
酒さによる鼻や頬の赤みが目立つ赤ら顔、血管が拡張してできたチリチリした表面に浮き出た赤い線が浮き出る「毛細血管拡張」は、塗り薬や飲み薬では大きな改善が望めないのが現状です。このような場合には血管の赤みに反応するレーザーが有効です。パルスダイレーザー(pulsed dye laser)、ヤグレーザー(Nd:YAG laser)の2種類があり、いずれも酒さの赤ら顔や毛細血管拡張に効果がありますが、より一般的に使われているのはパルスダイレーザーになります。パルスダイレーザーのブイビーム、Vbeamによる施術の一部は保険適応になることがあります。

ひどくなったらレーザー治療という選択肢があるんですね。ちょっと怖いけど。

ただ別のサイトでは保湿剤にも警告がありました。
顔にできる酒さの紅班は熱を帯びているために、顔の皮膚の水分が蒸発し、皮膚が乾燥するのです。こういった状況では保湿剤を塗るとさらに熱がこもり、さらに顔の乾燥がひどくなるとのこと。

私は顔にすごい汗をかくので(顔を水で洗ったくらい)顔の水分の蒸発がひどかったんだなって思うと同時に、それも酒さの原因になったのかもと思いました。

漢方薬、十味敗毒湯が効果があるとする記述も見つけました。

<食事について>
アルコール・香辛料は取りすぎると酒さを悪化させる場合があります。以前はカフェインも取りすぎは良くないとされていましたが、近年「コーヒーのカフェイン摂取は酒さの発症を予防する」という研究結果(1)が報告がされていますので、過度に気にする必要はなさそうです。また、ビタミンB2・B6は皮脂の分泌をおさえる作用があるため、多めにとると良いでしょう。


調べてわかったことは
自分でできる対策としては、日焼け止めと保湿剤(注意要)を毎日塗り、日光、アルコール、辛い食べ物、(コーヒーは賛否あり)、精神的ストレスを避けること。ビタミンB2B6は摂るとよい。塗り薬が効きにくいのでレーザー治療も視野にいれないといけないかも。使っている塗り薬プロトピックは症状を抑えているが治っているわけではない。長期で使う弊害もあるので注意が必要。

病名がわかる前は悪化させる要因への注意ができていなかったので、これからは気を付けて経過を自分でも注意深く見ながら付き合っていかねばと思いました。

出展
https://allabout.co.jp/gm/gc/463230/
https://shinjo-hifuka.com/rosacea/

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