父の13回忌
24時間強の岡山滞在。父の13回忌に家族で帰省しました。
1/24 岡山へ帰省。新幹線料金より、往復の新幹線に一泊のホテルがセットになったツアーの方が安いというので、それを利用。岡山駅側のホテルにチェックインしてレンタカーを借りるまでの1時間休憩。ちょっともったいないけどね。
そうそう娘と欲張って、屋上大浴場を利用しようと行ってみたら、3時からで断念。
レンタカーを借りてまずは主人の父のお墓に。それから主人の実家で義母を拾って夕食。
以前社食で食べたデミカツ丼はイマイチでしたが、ここのはアリです。ラーメンも有名とかで、魚介のきいたスープで美味しかったです。写真はミニカツ丼とラーメンの小です。
表町商店街にジェラシックパークのようなオブジェ。まだ早い時間なのに人通りが少なく、シャッターの下りた店が多かったのが、なんか切なかった。
私を実家に送ってもらい、他の家族は主人の実家に。
1/25
父の法要はお寺で行いました。
いつものお坊さんでなく、若いお坊さんに担当が代わっていて、読経の前に説法が。宗派の教えというより個人の考えだと断った上で、魂についての話。以下に聞いた話をメモします。
優待離脱の話から人が亡くなるのは、魂が体から離れること。ご遺体の遺は魂が離れて残った体のこと。
お葬式でろうそくを灯すのは明るくして、線香を炊くのは香りで、悪いものが抜け殻の体に入らないため。
魂の本体は極楽浄土にあり、魂は分裂できるので、分身がお墓と位牌にあり、現世との窓みたいなもの。だからお墓や位牌は買った時魂を入れたり、供養が終わったら抜いたりする。
魂が現世にいる間は修行の期間。
行年とは魂が現世にいた期間で、お母さんのお腹にいた時からだから、数え歳、実年齢に十月十日を足した歳になる。
享年の享は受ける意味で、お釈迦様の所に魂が受け取られた歳。
一卵性の双子の魂は一つ。
供養にははしきたりなどない。故人の好きなものを奉ればいい。昔からの品は、お釈迦さまの好きなものがわからなかったから、高貴なものを奉った。菊(天皇家の紋)とか白砂糖とか(昔は貴重だった)を供えていただけ。
現世は修行中だから思うようになる事ばかりではない。日常に幸せをみつけられるかとうか。幸せを見つけて心が満ち足りていれば、人に施しをしたくなる。それが仏教の教え。
というようなお話でした。ためになるお話で、お坊さんも頑張ってる感じでしたが、本題の前の導入(テレビでみた幽体離脱の話など)がちょっと長すぎて、ちっちゃな子には辛かったかな。
このあとは、塔婆をいただいてお墓にお参りしました。
そして食事をして慌ただしく新幹線で帰宅。ほんとはもう少しゆっくりしたいけど、仕事をしている間は無理かな。
それにしても、平成15年に亡くなってもう12年も経つんだな、って改めて月日の流れを感じました。
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コメント
ずいぶん忙しい、法事でしたね。
法事でもないと、皆さんにお会いできないのも事実です。仏様のご縁で、いろいろな話も聞けて良かったと思います。
投稿: MY | 2015/02/02 07:27
ご供養って済ませるとなぜかホッとするものですねぇ、ましてや岡山までのお出ましはさぞやとお察しします、(関ヶ原綺麗だったでしょ)私の実家でもお坊さんが説教なさって 今思うといいお話ばかりだったようです、その方は亡くなってしまいましたが その寸前 弟に お姉さん元気かね、どうしているの?と聞かれたとか、覚えてくれていたのが 妙に嬉しく、今でもはっきり覚えています やっぱり、お坊さんて並みの人とは違うのかなぁ、と思っています、お父様のご冥福を祈っています、
投稿: さえ | 2015/02/02 09:19
>MYさま
ありがとうございます。
ほんと離れているので、こういう時じゃないと親戚と会うこともなくなりますね。よかったです。
投稿: まゆクー | 2015/02/03 02:32
>さえさま
ありがとうございます[ぺこり]。
行きも帰りも関ヶ原どのあたりだったか、通過してわかりませんでした。
曇りで富士山も見えず残念でした。
お坊さんって、尊敬しますよね。
投稿: まゆクー | 2015/02/03 02:35