そごう横浜店 イートイン『宮崎 ひだか』
そごう横浜店のデパ地下に、新しくオープンしたイートイン『宮崎 ひだか』に行きました。11時過ぎに行ったので、ぎりぎりまたずに入れました。
「日高家に代々受け継がれてきた伝統のもてなし料理をお屋敷の外へ」
というコンセプトの日本料理店。宮崎で代々続く名家で漁業家の日高家の「もてなし料理」は、日高家を訪れた方のための特別料理。野趣あふれていながら繊細な伝統料理だそうです。
お店は、食品売場の奥の方。手前には持ち帰り用のコーナーがあり、その奥がイートインコーナーになっています。店内はゆったり5席取ってあり、木のカウンターが素敵。売場と仕切られていて落ちついた雰囲気です。
着物姿の女将さんが涼しげなお着物でお給仕してくれるのもいい感じ。
注文したのは『二の膳』(1260円)
そして出されたお料理。涼しげなかごに入って、品の良い盛り付け。
まずはお吸い物、すごく豊かな香り、出汁の旨味が効いていて、空腹のお腹にしみます。おいし~♪。これだけでも来た甲斐があるくらい。
中のすり身は、タラや白身魚がミックスされたもので、プリプリしながらほんのり甘く、ユズとともにお吸い物のおいしさを引き立てます。
お魚は〆カツオ。カツオと思えない薄いピンク色。
「炊き込みご飯にのせてご一緒にどうぞ」と言われたのでそうして食べてみました。
これがカツオ?と思うほど、臭みもなく柔らかく味わい深い。お醤油とかつけてないのにおいしいんです初めての味なので、板前さんに聞いてみると
「これはハガツオという、カツオより小ぶりな、サバ科の魚。鮮度が落ちやすいので、産地以外ではあまり流通しない魚で、船の上で食べると最高です。」とのこと。
ハガツオを出汁と合わせ酢にくぐらせたのが、〆カツオだそうです。そんなお魚を横浜で味わえるなんてうれしい
「季節ごとにお魚も変わるので、またぜひどうぞ」と言ってくれて、ほんとにまた来たいと思いました。
炊き込みご飯もツヤツヤふわふわで、中に根菜が入っていて、おいしい薄味でした。添えられた錦糸卵と青じそが目にも鮮やか。
切干大根ときゅうりも宮崎産の食材だとか。きゅうりはごま油の風味、切干大根は厚揚げと煮ていましたが、どちらも家庭では出せない味でした。
カウンター席以外に、奥に個室があって、午前午後各1組(各6名さままで)の予約席で、松花堂弁当が食べられるそうです。
入口に設えられたつくばいは、100年前のものだそうですよ。手水が涼しげで、生け花が華やか。個室は、調度品も宮崎から持ってきているということで、きっとこだわりのおもてなしが受けられるのでしょうね。(3日前までに電話で要予約)行ってみたいと思いました。
大満足のお料理でした。(男性には量が足りないかな?)
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コメント
またまた おいしいものを??・
ハガツオってはじめて聞きました、私は鰹はあんまり? ですが、珍しそうでよだれ!
そごうのビヤホールが相伴ですね、横浜に居れば駆けつけるのに
投稿: さえ | 2013/09/08 09:07
>さえ様
半分仕事で行きましたが、おいしかったです。
カツオっていうよりキハダマグロとかに近い感じです。
投稿: まゆクー | 2013/09/09 00:53