初めてのライブハウス 怒髪天！

高校の同級生が怒髪天のライブに連れて行ってくれた。何しろ、ライブハウスっていうところは初めてなので、チケットが届いた時からドキドキだった。

会場は、Zepp DiverCity TOKYO

まずはお台場へ。お台場合衆国で賑やかだわ～。どこかで歌も聞こえる。誰かの野外ライブかな？

DiverCityについて早速道に迷う。偶然にも一緒に初めて参加するもう一人の友達と会って、会場に辿りつけた。よかった。

会場はガンダムのある広場の一角。

招待してくれた友達に案内され、まずはロッカーへ。（その友達はツアーTに着替えていた）。ジャケットや荷物をロッカーに預け、両手があく状態に。５００円だけ持っておくようにとのこと。（ドリンク代）

いよいよ開場。

チケットの整理番号順に呼ばれて入る。私たちは２００番台。結構早いらしい。（本当は３０番台だったけど、私達初心者にその位置は危険とのことで、友だちも付き合って後ろになってくれた。ありがたい）

中に入ると５００円を渡しコインに変える（ドリンク引換用）。

会場はステージから平行に長いバーで仕切られた５つくらいの区画。私たちは前から２番目のバーに掴まれる、中央に近い位置。中央に縦の仕切りのバーがあったので、それに掴まれるところに陣取った。（バーの近くが安心らしい）

しばらく待っていると続々人が入り満員に！すごい熱気。

いよいよ開演。みんな熱く、ノっている。そしで誰かがぶつかる。私の右にいつの間にか大柄の女の子がいて、私に体当たりしてくるのだ。っていうか、本人は頭を振りながら激しく踊っているだけかもしれないが、ドンドンぶつかって、その都度私は捕まっていたバーに押し付けられぶつかる。こ、骨折しそう・・・とか思って耐えていると「どかないんなら少し前に言ってくれませんか？」とその子に言われ、わずかにあった前の人との隙間に入り込む。やっと安全地帯。後ろから例の女の子にぶつかられるものの、女の子なので柔らかいし耐えられる。

これがライブハウスなのね～。のっけから熱い洗礼を受けたわ。さらに学習した。その子と同じように揺れればあまりぶつからずにすむ。偉いソ私

しかもライブ自体はすごくいい。最初っから全力で汗だくで歌うボーカルの増子さんは、アニィと呼ばれるのにぴったりの人。歌も人生の応援歌。負けてなんかいられない！って勇気をくれる。笑いもくれる。予習して行った歌も聞けた。みんな汗だくだ。

増子さんはトークも面白く、熱く、いい人だった。最後にはみんなに向かって、うれし泣き。前の人達ももらい泣き。オジサンロック、はまるな～。

例の女の子はアンコールになるころいなくなった。私は怖くて顔を見れなかったが、私の逆側にいた、もう一人の初心者の友人がちょっと睨んでくれたからか・・・おかげでアンコールの時は伸び伸びと楽しめた。

ライブハウスは何よりアーティストに近い。手の届きそうなところにいるってすごい誘ってくれた友達に感謝！貴重な経験だったな～、この歳になって

終った後は、飲み物コインをビールに引き換えて一気に飲む。そしてロッカーで荷物を取って、友だちは着替え、夜の部へ～

写真は帰りに見た巨大なガンダム。ちょっとすごい！東京スカイツリーも遠くに見えて、夜の台場は気持ちいい。

誘ってくれた友人の、怒髪天仲間（みんな私達より若い女子）と７人で飲むことに。新橋まで戻り、安い居酒屋の店外の席に座ると、学校の机といすみたいな木のくたびれ感に妙に落ち着く。

生ビール１杯１８０円、梅酒１杯９０円・・・新橋はやっぱりオジサンの味方！！飲んで食べて2,000円弱だった。

怒髪天仲間はみんな愉快で、女子なのにオッサンの心意気で、熱くライブやサッカーや芸術を語っていた。すごいな～楽し～な～仲間に入れてもらえてしあわせ。

そんなほろよい気分で家路に着いたそんな初めてのライブ体験だった。

さんきゅーBee