三菱一号館美術館 『トゥールーズ=ロートレック展』 と『Café 1894』
東京駅そばの三菱一号館美術館に、『トゥールーズ=ロートレック展』を見に行きました。
建物がレンガ造りのとてもすてきな建物で、増築された部分との調和が面白い(館内に外壁のレンガが見えたり)。元々1894(明治27)年英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された洋風事務所建築らしいんですが、1968(昭和43)年に老朽化のため解体されたのち、40年あまりの時を経て、2010(平成22)年春、コンドルの原設計に則って同じ地によみがえったとのことです。
まずは併設の『Café 1894(カフェ1894)』 でランチ。
ここはもともと銀行だったということで、カウンターがそのまま残っていて、アンティークな感じの木の内装がとても素敵で、引き出しまでおしゃれです。
吹き抜けの開放感もとてもいい。窓からみえる銀杏が絵画のよう。
11時オープンで予約ができないので、11時過ぎに行ったんですが、ぎりぎり入れて、ずっと待ち行列(20人くらい)できていました。人気なんですね。
ランチは週替わりのランチプレート(4品にデザート付で1500円)とコーヒー(+300円)をオーダー。
・茄子と根野菜の柚子こしょう風味
茄子は揚げて味付けしてるのかな、絶妙においしい。
・牛肉とポテトのボルシチスープ
スープが体の奥までしみこむ感じ。野菜もたっぷり入って栄養満点。
・ポークフィレ肉とマッシュルームの白ワインクリームソース
白いポークがお箸できれるほど柔らかく、中までクリームソースの味が染みててすっごく好きでした。
・しらすときゅうりの炊き込みご飯
炊き込みというより混ぜご飯っぽかったですが、ホワイトセロリとかゆかりのアクセントも効いててシンプルなおいしさ。他の料理と調和が取れてる)
・デザート(オレンジシャーベット)
品よくさっぱりと締めてくれます。
・コーヒーもGood!でした。
大満足
食事のあとは、隣の入口からロートレック展へ(旗のあるところ。)
中はいくつかの部屋に仕切られていて、順路に沿ってめぐって行きました。
ロートレックの主にポスターが中心の展覧会で、今見ても新鮮な印象のポスターに驚きました。
色使いもとても面白く、パリ・モンマルトルの歓楽街が生き生きとよみがえってきます。ドレスの裾や踊り子の足のラインのタッチがポスターっぽい。
男性は実物に似てるのに、女性は実物みたいに美人じゃなく、目のあたりに影があったり表情が不敵だったり、そんな風に見えたのかな。そうかと思うと動物、特に馬など妙にリアル。好きだったのかな。
なんて楽しくまわって、記念にポストカードを買いました。
このあと、散策編に続きます。
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コメント
丸の内、三菱銀行、と聞いただけで胸が一杯!
私の一生のうちで 胸にこたえるもの、場所,の一つです。ついでの銀ブラも楽しそう、
私はそのころ写真展の当番でした、
Ma先生、Go先生がいらしてくださいました、
投稿: furufuru | 2011/12/05 20:02
>furufuru様
そうでしたね、うかがえずすみません。
それぞれ芸術と親しんだ日になりましたね。
投稿: まゆクー | 2011/12/05 23:47