霰粒腫（さんりゅうしゅ）がもたらしたもの？

５月の土曜朝、娘が右目の瞼を赤く腫らして起きてきました。びっくりして病院へ。

霰粒腫（さんりゅうしゅ）と診断され、飲み薬、目薬を処方されました。

霰粒腫（さんりゅうしゅ）とは、まぶたの裏に近いところにあるマイボーム腺 に慢性的にできる腫瘤である。症状はまぶたに痛みのない腫瘤が出現してくる。痛みや異物 感、目やになどはない。

目の表面は涙の膜で覆われているが、この涙がすぐに乾燥してしまわない ようにその上層には油の膜がある。

この油を出す腺は瞼の内側、ちょうど 目と接する部分にあり、霰粒腫とはこの部分に炎症がおきて肉芽腫と呼ば れる肉のかたまりができる病気である。瞼が腫れるのだが、徐 々に大きくなる場合と急激に大きくなる場合がある。症状としては腫れている部分は痛くない。瞼の裏側でも腫れている部分（ 肉のかたまり）を感じるために目を動かすとごろごろした感じがする。（http://www.j-medical.net/etc019.htmlより）

この日も就職活動があったので、眼帯をして出かけました。

翌朝起きてきたら、腫れがひどくなり、下瞼まで腫れている感じが・・・。日曜だったので休日外来を探して受診。注射針で膿を出してさらに軟膏を追加で処方してもらい、ようやく少し治まってきた感じ。

週明けも眼帯をしての就職活動。火曜日に最終面接が。「目の表情が出せないし印象が変わるから心配」と言っていましたが、「目の方が大切でしょ」と眼帯で受けました。

そして、その面接が、なんと合格。５月中旬に知らせをもらった時は、本当にほっとしました。何が幸いしたのかわかりませんが、息子の受験といい、病気が幸運をもたらしてくれる家系なのかも・・・

その後、徐々に回復し、１週間後には完治しました。

長かった就職活動も終わり、先日内定者の集まりに行ってようやく安心したところです。

我が家に遅い春がやってきました。