『ようかん』のこと
『ようかん』である。最近の気になった話題。
発端は、
「先日職場にお詫びの羊羹を持ってお客様がいらっしゃり、受け取れないからとお断りした」
という話を同僚から聞いたこと。
「『虎屋』の紙袋だったから、あれはきっと羊羹だった」
と聞き、そっか食べたかったな~なんて不謹慎なことを考えてしまう私。
「お詫びと言えば虎屋の羊羹が定番だよね。」
「えっそうなの、知らなかった・・・」
「ほら、森進一の時も虎屋の羊羹だったよ」
「へ~。なんで虎屋の羊羹なんだろう」
「羊羹って重みがあるから、お詫びの気持ちがずしりと伝わるんじゃない?」
「私は和菓子も大好きだけど、昔は最中と羊羹だけはそんなに好きじゃなかったのよね。でも、最中はある最中に出会ってから好きになった。羊羹のおいしさがまだ分からないのよね~」
って色々と和菓子談義。
それで北鎌倉のあがり羊羹の話がでて、以前から聞いていたので、買ってみようと思って買ったのが、先日。おいしかった~っていう話。
その、あがり羊羹を買った時、一緒にいた友達に上のような話をしたら、
「そうそう虎屋の羊羹おいしいよね。毎年『夜の梅』をおみやげにしてたよ」
って言うので、
「私、夜の梅って食べたことない~」
って言ったら、買ってきてくれました。
『夜の梅』のミニ羊羹。
粒あんが入っていて、ほんとおいしい。この切り口の粒が「夜の梅の実」みたいに見えることから『夜の梅』って言うらしい。ほんと、言ってみるもんだ。ありがとう~。
一緒に写っているのは、箱根みやげの
ちぎりあげ
プルプルでおいしい。
それと今日別の方からいただいた、
洋梨のシルバーベル。ラ・フランスの3倍くらいありそう。大きいのに中までジューシーでおいしかったです。
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コメント
お口に果報がおありですネェ・・・
”夜の梅”のはじまりは
与謝野晶子の実家のお菓子屋さんが(確か??駿河屋とか)つくり、あのつぶ餡を夜の庭に見る梅の花に見立てたのが始まりとかきいています、私はあの羊羹を食べるときいつも晶子を思い出します。
投稿: furufuru | 2008/11/30 07:41
朝一番のショックです[えーん]私何年か前に「お詫びの虎屋の羊羹」頂いて、あまりの美味にその年からずっとお世話になった方への「お歳暮」に「虎屋の羊羹」送ってます~そんな「お詫び」の代名詞だったなんて~今年から変えます、トホホ
投稿: ごんぎつね | 2008/11/30 10:51
実は羊羹は苦手な私・・・・
蒸し羊羹、水羊羹はOKなんだけど、あのずっしり重い虎屋の夜の梅は・・・重くてね~
それはそうと「重い気持」はお詫びだけに限ったことじゃないんじゃ?
感謝の気持ちも重いってことで、お歳暮でもいいと思いますが。
投稿: beachbum | 2008/11/30 18:34
>furufuru様
与謝野晶子ですか・・・へ~由緒あるんですね。
投稿: まゆクー | 2008/11/30 21:38
>ごんぎつね様
心配ないと思いますよ~。beachbum様のおっしゃる通り!友達もお土産にいつも買って帰ってたって言ってましたし、お歳暮とか
喜ばれてると思います。
『逆は必ずしも真ならず』
お詫び→虎屋のようかん
でも
虎屋のようかん→お詫び
ではないということで~
投稿: まゆクー | 2008/11/30 21:48
>beachbum様
重いのが苦手なら、きっと、例のあがり羊羹お口に合うと思います。[ワーイ]
投稿: まゆクー | 2008/11/30 21:54
私高校生の頃から羊羹好き。
でも、初虎屋は40過ぎ。。
初めて羊羹って5000円もするものって知りました。
高級ですね~
私食べていた羊羹って300円くらいだったような気がする。。
投稿: パーク | 2008/12/01 22:48
>パーク様
やっぱり~。私も昔きっと安物の羊羹しか食べさせてもらっていないから、きっと羊羹好きじゃなかったんだね~、きっと・・・
投稿: まゆクー | 2008/12/02 01:46