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2007/06/06

ダヴィンチ展

上野で開催中の、「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」を見に行きました。29f4

第一会場『受胎告知』は10分待ちくらいで入れました。少しずつ移動しながら本物の前へ・・・

どきどきしました。

写真でみるのとはやっぱり違う、何か本物のエネルギーを感じながら。

第2会場では、最新の映像技術を駆使して、天才ダ・ヴィンチの思考をたどりました。

受胎告知のデジタル再生画や、その解説・・受胎告知は

ある特定の位置から見るために描かれていた

って知らなかった~。普通にみると、大きさや角度に違和感のある絵で、当初ダ・ヴィンチの初期の未熟な部分と思われていたものが、実はある角度からみると、大きさも位置もぴったり。そこまで計算して描いたのね~ってびっくりです。

ルネサンス時代の最先端の遠近法「1点透視法」より進んだ「空気遠近法」を用いていた。

5倍遠くのものは5倍青く描く、とか、遠くのもは境界線がぼやけているという大気遠近法、将来ダ・ヴィンチ自身が確立するのですが、このときすでにその芽がみえるそうです。

受胎告知にとどまらず、たくさんのダヴィンチの才能に触れ、ただただすごい!「万能の天才」とよばれるその一端を垣間見ながら、展示一つ一つに引き込まれました。

【スフォルツァ騎馬像の挑戦】巨大ブロンズ像の鋳造方法をここまで緻密に考えていたなんて・・・内型・外型の作り方、組み立て方、大きな穴を掘り、型を固定、ブロンズを流す筒を出してそれを埋めて、ブロンズの流れ込む道を作り・・・すごいなあ~。(映像シアターも分かりやすくできていました)

【東方3博士の礼拝】遠近法をどのように使って背景の建物を描いたか・・など

【ウィトルウイウス的人体】円に内接する形(大の字)と、正方形に内接する形(直立)の描き方がすごい。隠れた黄金比。頭が正方形の1辺の8分の1、手が、足が・・・すべてのパーツがきちんと数分の1になる様に描かれているなんて・・・

【集中式プランの教会堂】なんとシンメトリーなものを美しく設計し、作り上げることか・・

【放物線のコンパス、楕円のコンパス・・・、飛行船】そんなものまで考えていたの?

【人体の描写】自分が回転しながら、筋肉を描くすごさ。目の構造もわかっていた?さらに光と影の使い方

【色々な法則】収束、枝分かれ、歯車、屈折などなど、色々な形や動きなどの法則が手稿に描かれていました。

こういったあらゆる分野の考察がまた絵に対する才能にも影響したのでは・・・と思いました。

私の結論・・・絶対人間じゃない~!なんて、ね。

それから、第2会場をみてから、受胎告知を見たら、より面白かったかも、って思いました。

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