娘の青春 ~クライマックス~
娘の高校は2年から3年にかけてクラス替えがない。それは2年の体育祭が終わった時から、1年がかりで3年の体育祭の準備をするためです。
その体育祭が、台風の影響で延期され、やっと今日開催されました。いつもは早朝から並ばないと入れない観覧席に、平日になったためか今日はなんとか入れました。
1~3年まで、8クラスを縦割りにしてカラー対抗で競技を競います。
どの種目も本気モードで、見ている方も力が入ります。
体操も学校オリジナル、体操部がユニフォーム姿で前に出て模範演技、腕立てまで入っているユニークかつハードなものです。
タイヤ取りはまさに格闘技。女の子だってタイヤに手足を入れて身体全体で守り、奪い合い。
ムカデリレーも半端じゃない。すごい密着度ですごい速さで走るのだから、怪我も多い。
圧巻は騎馬戦。上半身裸の男の戦い。最後は大将戦。各カラー8色の総務長が騎馬に乗り、相手を倒し、最後の一人になるまで戦う騎馬戦なんて、最近ないですよね。一見の価値あり!
そして名物、仮装。
このために、みんな1年間頑張ってきたのです。
うちの娘は仮装パートと言って、企画から音響、ダンス、隊形移動など仮装全体を作っていくパートだったので、本当に去年の10月から体育祭の会議と称して、(波はあるものの)ほとんど帰りは夜10時すぎ・・っていう生活。夏休みもほとんど朝から学校、そして会議。最近は朝練も多く、そこまでしなくても・・っていうくらいですが・・
ともかく、仮装「浦島小太郎」は無事始まり、ほんと青春してるな~とうらやましく思いつつ、ビデオ係の役目も終わりました。
体育祭は、仮装パートだけでなく、たくさんの子供たちの力の結集です。
衣装パートの子は夜遅くまで、衣装を縫っていたと聞きます。
BB(バックボード)パートの子は、5.4m×6.3mの板に生き生きとした絵を描きます。
大道具の子は、巨大な舞台装置を作ります。雨が降って大変だったり、当日も華やかな仮装の演技中、大きな舞台を動かしたり、まさに縁の下の力持ちです。
当日の競技もすべて生徒が運営します。協議の合間に手際よくラインを引く生徒、招集する生徒、アナウンスする生徒、みんなてきぱきと動き、役目を果たしすばらしいです。
また、観客席整理の生徒は、父兄相手に声をからして案内してくれました。(一番大変だったかも・・)
9月なのに真夏のような炎天下に、朝から夕方まで座りっぱなしの私も、結構疲れましたが、きてよかった、見てよかった、この学校でよかったと思える体育祭でした。
ちなみに娘は高校3年生です・・・
これからで間に合うの、受験、やっぱ4年制高校かな?<母>
左が仮装風景。
ピンクの髪はかつらではありません。
不良ではありません、
念のため・・・・
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