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2006/07/26

午後の部:旧古河庭園

Syokujiお昼は、上野アトレのイタリアンで、パスタランチ(ソラマメとめかじきのパスタ、パン、コーヒー)。なかなかリーズナブルでおいしかったです。

午後から、思い立って駒込の旧古河庭園へ。上野から山手線に乗り、おしゃべりしていたら、ドアがしまる瞬間「あっ、駒込!」。ちょっと恥ずかしい思いをしつつ、巣鴨で降りて、1つ戻りました。(それにしても巣鴨とは・・。呼ばれたのかな、お地蔵様に・・)

気を取り直して、目的地に向かいます。初めて下車した駒込は、古い商店街が長く続く町でした。10数分歩いて到着。「洋館の見学は予約要」とガイドブックに書いてあったので、試しに受付で聞いてみたら、「今なら最後の回に間に合いますよ。」といわれ、急いで洋館へ。3人の見学者がすでに説明を聞いていたけれど、私たち4人も合流させてもらって、館内を小1時間かけて、丁寧に案内してくれた。Img_0838

大正6年にできた古河虎之助(足尾銅山で財を成した財閥)の邸宅らしく、9年しか使わなかったとか。(もったいない)。有名な建築家コンドルによるもので、洋風建築の中に和がとてもみごとに取り入れられた建築だそうです。

天井が高く、客間などの各部屋にデザインの違うマントルがあり、部屋毎に違うコンセプトのデザインが施され、とてもすばらしかったです。特に、バラの部屋の数々のバラの彫刻、ダイニングの天井のフルーツの彫刻(しっくい)などが見事でした。広いダイニングは、声が聞こえるように壁の半分から下が木でできていたり、壁の厚みに驚いたり、洋館には珍しい引き戸で、部屋をつなげて使えるようになっていたり・・・ためいきの連続でした。

2Fの居室でも着替えの部屋にクローゼットがあってびっくり。(扉の中には和ダンスがそっくり入っていたそうですが)。お風呂も大理石なのに、五右衛門風呂のような深いお風呂。2F廊下からはすべて洋室に見える扉なのに、ドアを開けると板の間の向こうに和室がつながり調和していたり・・。枚挙に暇がないほど、計算され工夫された建物でした。

Furukawa2エアコンなどは当然なかったのですが、風通しがよく、意外と涼しかったです。(冬はコートを着て見学するそうです)。また、壁の高いところあちこちについていた金色のフックは、絵画をかけるためのものだそうです(友達が質問しました)。和室の柱やかもいもすべて面取りされていたり、欄間や漆の仕切りや・・・。3人家族に50人が仕えていたという当時の生活がしのばれました。Furukawa3

バラ園が有名なので、バラの季節は見学も30人くらいで、こんなにすべては見られないそうですが、バラが終わったこの時期は、貸切状態で、洋館見学にはねらいめかも・・。親切な説明の女性に感謝。

その後、日本庭園を歩きました。これも有名な庭師、小川治兵衛の作とのことで、池や滝、色々な灯篭があり、結構見ごたえありました。(蚊にさされてかゆかったけれど・・)。とても静かだったしね。池を歩くと鯉とかもが寄ってきましたが、「何にもないよ~」というと、さっさと引き返していきました。すご!秋ももみじが見ごたえありそうな庭園でした。また来たいな♪

それにしても、行き当たりばったりで来たにしては、なんだかラッキーな、そして、とても満喫した1日でした。

  Furukawa7

〔豆知識〕 この洋館は、関東大震災にも耐え、第2次大戦のときも戦火を免れたそうです。なぜなら、進駐軍が戦後接収するために、あえて狙わなかったそうです。(やっぱ戦争負けるはずです。)その後、荒れていた洋館を昭和57年から7年かけて修復したとのことでした。

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